それは、地を深く掘り、岩の上に土台をすえて家を建てる人に似ている。洪水が出て激流がその家に押し寄せてきても、それを揺り動かすことはできない。よく建ててあるからである。
神こそわが岩、わが救、 わが高きやぐらである。 わたしはいたく動かされることはない。
それゆえ、主なる神はこう言われる、 「見よ、わたしはシオンに 一つの石をすえて基とした。 これは試みを経た石、 堅くすえた尊い隅の石である。 『信ずる者はあわてることはない』。
あなたがたを守ってつまずかない者とし、また、その栄光のまえに傷なき者として、喜びのうちに立たせて下さるかた、
とこしえに主に信頼せよ、 主なる神はとこしえの岩だからである。
またあなたがたは、使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられたものであって、キリスト・イエスご自身が隅のかしら石である。
そこで、子たちよ。キリストのうちにとどまっていなさい。それは、彼が現れる時に、確信を持ち、その来臨に際して、みまえに恥じいることがないためである。
しかし、神のゆるがない土台はすえられていて、それに次の句が証印として、しるされている。「主は自分の者たちを知る」。また「主の名を呼ぶ者は、すべて不義から離れよ」。
このゆえに、すべて神を敬う者はあなたに祈る。 大水の押し寄せる悩みの時にも その身に及ぶことはない。
主のほかに、だれが神か、 われらの神のほか、だれが岩であるか。
あらしが通りすぎる時、 悪しき者は、もはや、いなくなり、 正しい者は永久に堅く立てられる。
主は生きておられる。わが岩はほむべきかな。 わが神、わが救の岩はあがむべきかな。
こうして、人々は西の方から主の名を恐れ、 日の出る方からその栄光を恐れる。 主は、せき止めた川を、 そのいぶきで押し流すように、こられるからである。
兄弟たちよ。それだから、ますます励んで、あなたがたの受けた召しと選びとを、確かなものにしなさい。そうすれば、決してあやまちに陥ることはない。
弟子たちを力づけ、信仰を持ちつづけるようにと奨励し、「わたしたちが神の国にはいるのには、多くの苦難を経なければならない」と語った。
これらのことをあなたがたに話したのは、わたしにあって平安を得るためである。あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている」。
しかし、彼はみなぎる洪水であだを全く滅ぼし、 おのが敵を暗やみに追いやられる。
さあ、われらは主にむかって歌い、 われらの救の岩にむかって喜ばしい声をあげよう。
死の波はわたしをとりまき、 滅びの大水はわたしを襲った。
しかるにエシュルンは肥え太って、足でけった。 あなたは肥え太って、つややかになり、 自分を造った神を捨て、 救の岩を侮った。
イスラエルの神は語られた、 イスラエルの岩はわたしに言われた、 『人を正しく治める者、 神を恐れて、治める者は、
彼は言った、 「主はわが岩、わが城、わたしを救う者、
主のように聖なるものはない、 あなたのほかには、だれもない、 われわれの神のような岩はない。
彼らの岩はわれらの岩に及ばない。 われらの敵もこれを認めている。
あなたは自分を生んだ岩を軽んじ、 自分を造った神を忘れた。
わたしのもとにきて、わたしの言葉を聞いて行う者が、何に似ているか、あなたがたに教えよう。
しかし聞いても行わない人は、土台なしで、土の上に家を建てた人に似ている。激流がその家に押し寄せてきたら、たちまち倒れてしまい、その被害は大きいのである」。